キス魔なカレシ。
 「はい。僕、やっても良いですよ」

 手を挙げたのは、まさかの郁弥くんだった。

 何でこうなるの!?

 普通、あんな事があったら気まずくて一緒にやるとか嫌でしょ!?

 郁弥くんの考えが分からない…。

 「これで、委員長は決まったな。ホームルームは終わりだ」

 先生は、早く決まった事に満足そうに言うと教室から出ていた。

 「えっ?」

 郁弥くんな方を見ると、目と目が合う。

 何で、こっち見てる!?

 私は、恥ずかしくて教科書で顔を隠した。
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