深夜2時、コンビニにて。

深夜2時、コンビニにて。



「は……? 今、なんて?」

ヤッた後のベッドの上で、私は呆然とした。
彼氏の口から出た言葉が、頭の中で何度も反響する。

「……別れよう」

は? なんで?
ついさっきまで、あんなに甘い雰囲気だったじゃん。
「今日、大事な話がある」なんて言うから――もしかして、プロポーズかなって思ってたのに。

「他に好きな人ができたんだ」

「……は?」

意味が、わからない。
頭の中に“?”が乱舞する。

「でもさ、"最後"だと思ったら、したくなったんだよね」

――プッチン。

その瞬間、反射的に彼の股間を蹴り上げた。

「バッッカじゃないの!!!」

悶える相手に背を向けて、
ドアを乱暴に閉め、外に飛び出した。
せめて奴の家だったことが救いだ。自分の部屋なら逃げ場もなかった。
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