不完全な私を愛してくれたのは、年上の彼でした


「悠大さんも、一緒にチームに入ってくれない?」

「僕が?」

「うん。あなたの視点が必要なの」

悠大さんは、少し考えてから頷いた。

「わかった。喜んで」

「じゃあ、新しいプロジェクトの始まりだね」

私たちは、コーヒーカップを掲げる。

「二人で」

「うん、二人で」

カチンと、カップが触れ合う音が響いた。



カフェを出て、夜桜を見ながらゆっくりと歩く。

「きれいだね」

桜の花が、街灯に照らされて幻想的に輝いている。

「希。この3ヶ月、本当に幸せだったよ」

悠大さんが立ち止まって、私を見つめた。

「私も」

「これからも、僕と一緒にいてくれる?」

「当たり前でしょ」

私は、悠大さんの腕に抱きついた。

「私、あなたがいないと、もうダメ」

悠大さんが、私をぎゅっと力いっぱい抱きしめてくれる。

「愛してるよ、希」

「私も、愛してる」

悠大さんが、私の額にキスをした。そして、頬、唇に。

桜の花びらが、私たちを包み込むように舞い降りてきた。

不揃いな二人だけれど、だからこそ美しい。

しばらくして、私たちは手を繋いで歩き始めた。

「ねえ、悠大さん。あの日のこと、覚えてる?」

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