「庭の千草」狂詩曲
「兄さん。この餌、在庫はある?」

店員を探して、声をかけると、店員は「えーと、これは」と首を傾げた。

店員はインカムを通して連絡を取った。

「すみません。こちらは夕方、入荷になっています」

「そう、弱ったな。配達の請け負いはしている?」

「登録会員さまなら、配達させていただきますが」

「了解。レジで直接?」

「いえ、こちらへ」

店員に案内されて、カウンター受付に向かう。

「こちらのカードリーダーに会員カードをタッチして下さい」

カードを画面にタッチすると、ピッと鳴った。

店員が餌袋のバーコードを読み取ると、代金か表示された。

詩月はマルグリットから預かったカお金で支払った。

「配達は何時頃になさいますか」

「置き配でも大丈夫かな。ボックスもあるし」

「承知しました」

「宜しく」

詩月がカウンターを離れようとすると、店員が「あの〜」と呼び止めた。

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