白い結婚にさよならを。死に戻った私はすべてを手に入れる。

41 一人ホクホクと

「あ、あと。植物の生育や、モンスターたちの隠れる場所を少なくするためにも街道の木々の剪定もきちんとした方がいいですよ」
「貴女はとても博学なのだな」
「うちで取り扱った情報だけですわ」

 別に勉強熱心だったってわけでもないからね。
 適度に有益な情報を流して、信頼関係を築いていかないと。
 何せ、公爵家の人と仲良くなるなんて普通ではありえないのだから。

「いろいろな情報、感謝する。この前の時もそうだが、どうお礼をしていいものか」

 考え込むブレイズを見てふと思う。
 え、このお菓子っていうかお茶会がお礼じゃないのかな。
 私はそのつもりで来たんだけど。

「いえ、この美味しいお菓子たちで十分すぎるぐらいですわ」
「え?」
「え?」

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