白い結婚にさよならを。死に戻った私はすべてを手に入れる。

54 二度目

「軽蔑なんてするはずがないじゃないですか」
「こんなバカみたいな決断をしても?」
「ええ。マリアンヌ様は、ココで出来たはじめての友だちですから」
「ありがとう、ごめんねアンリエッタ」

 そう言いながら、マリアンヌは私に抱きつく。
 私はただ彼女の背をそっとなでた。

「ブレイズ様、一つ聞いてもよろしいですか?」

 私はそう言いながら、ブレイズに尋ねる。

 マリアンヌの目的は分かった。
 私の離婚が、私のためであり自分のためでもあると。

 始めからマリアンヌとは利害が一致していたから、ある意味当然の流れとも言えるだろう。

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