吸血少女はハニーブラッドをご所望です(コミカライズ原作です)
以前、髪型を可愛いと褒められ、「学校でもやればいいのに」と言われたのが効いている。
我ながら単純だとは思うけれど、彼氏に可愛いと褒められるとそれだけで舞い上がってしまう。
学校の正門をくぐり、揃って教室に入ると案の定注目の的となった。白翔との関係性はさることながら、クラスメイトは深緋の変化を見て、目を皿のようにしていた。
「ねぇ、いつから付き合ってるの?」
「深緋ちゃん、バスケの練習試合にも行ってたって人づてに聞いたよ?」
目を爛々と輝かせて詰め寄るのは、普段から深緋と一緒にいるミカとモモコだ。
「どっちから告白したの? やっぱり大路くん?」
「なんて言われたの? ストレートに好きだ、とか?」
「ふ、ふたりとも。ちょっと、落ち着こうか?」
きゃあ、と言ってはしゃぐ彼女らを制して、深緋は困ったように笑みを浮かべた。
日頃から狭く浅くの付き合いが板に付いてはいたけれど、二人の問いには大人しく白状することにした。
二人は満足そうに相槌を打ち、「そっかぁ、お似合いだもんねぇ〜」と深緋を冷やかした。
「深緋ちゃんが髪型変えたのも、やっぱり彼氏の影響?」
「っえ、」
不意に図星を突かれて口ごもる。言葉に出して肯定するのが恥ずかしくて、無言で頷いた。
「やっぱ大路くんて凄いねぇーっ、クールな深緋ちゃんを変えるなんて愛の力だわぁ〜」
我ながら単純だとは思うけれど、彼氏に可愛いと褒められるとそれだけで舞い上がってしまう。
学校の正門をくぐり、揃って教室に入ると案の定注目の的となった。白翔との関係性はさることながら、クラスメイトは深緋の変化を見て、目を皿のようにしていた。
「ねぇ、いつから付き合ってるの?」
「深緋ちゃん、バスケの練習試合にも行ってたって人づてに聞いたよ?」
目を爛々と輝かせて詰め寄るのは、普段から深緋と一緒にいるミカとモモコだ。
「どっちから告白したの? やっぱり大路くん?」
「なんて言われたの? ストレートに好きだ、とか?」
「ふ、ふたりとも。ちょっと、落ち着こうか?」
きゃあ、と言ってはしゃぐ彼女らを制して、深緋は困ったように笑みを浮かべた。
日頃から狭く浅くの付き合いが板に付いてはいたけれど、二人の問いには大人しく白状することにした。
二人は満足そうに相槌を打ち、「そっかぁ、お似合いだもんねぇ〜」と深緋を冷やかした。
「深緋ちゃんが髪型変えたのも、やっぱり彼氏の影響?」
「っえ、」
不意に図星を突かれて口ごもる。言葉に出して肯定するのが恥ずかしくて、無言で頷いた。
「やっぱ大路くんて凄いねぇーっ、クールな深緋ちゃんを変えるなんて愛の力だわぁ〜」