吸血少女はハニーブラッドをご所望です(コミカライズ原作です)
「なんだ?」とカムイさんが強みを帯びた声で、続きを急かした。
「その、なんて言うか。少し人格的に問題のある人間で、まだ上手くいくかどうかがわからなくて。……あのっ、ドラキュラと話してわかったことなのですが。特性として、聴覚や視覚が極端に良くなったと聞きました。それだけじゃなく、私から再度吸血してショートスリーパーになったとか、自己修復作用が身に付いたとか言ってて……」
カムイさんは途中から眉をひそめ、口元に手を当てた。
「ドラキュラの特性とやらは、我も認識できていなかったな。そんな異能が?」
「はい。五メートル距離を空けて話した内容が筒抜けでした。弊害として寿命が縮んだことも説明したのですが、別に気にしていないようで……歳を取らずに生きられるのがベストだと言っていて」
「……なるほど。今までに類を見ないドラキュラだな」
「そう、ですか……」
「おそらく、其奴は自身の体に起こる変化を愉しんでいる。ミアカに流れる純血を多く摂り入れることで、我らの持つ不老が手に入ると考えているやもしれん」
「っそ、そんなことが!?」
「無いとは言えぬ。なにしろ女吸血鬼から血を吸う輩が、これまでにいなかったからな」
それを聞き、深緋は静かに息を呑んだ。やっぱり、織田は異常なんだ。
「これ以上、其奴におまえの血を飲まれてはならぬぞ? 後々厄介な存在になるやもしれん」
「わ、わかりました。気を付けます」
「その、なんて言うか。少し人格的に問題のある人間で、まだ上手くいくかどうかがわからなくて。……あのっ、ドラキュラと話してわかったことなのですが。特性として、聴覚や視覚が極端に良くなったと聞きました。それだけじゃなく、私から再度吸血してショートスリーパーになったとか、自己修復作用が身に付いたとか言ってて……」
カムイさんは途中から眉をひそめ、口元に手を当てた。
「ドラキュラの特性とやらは、我も認識できていなかったな。そんな異能が?」
「はい。五メートル距離を空けて話した内容が筒抜けでした。弊害として寿命が縮んだことも説明したのですが、別に気にしていないようで……歳を取らずに生きられるのがベストだと言っていて」
「……なるほど。今までに類を見ないドラキュラだな」
「そう、ですか……」
「おそらく、其奴は自身の体に起こる変化を愉しんでいる。ミアカに流れる純血を多く摂り入れることで、我らの持つ不老が手に入ると考えているやもしれん」
「っそ、そんなことが!?」
「無いとは言えぬ。なにしろ女吸血鬼から血を吸う輩が、これまでにいなかったからな」
それを聞き、深緋は静かに息を呑んだ。やっぱり、織田は異常なんだ。
「これ以上、其奴におまえの血を飲まれてはならぬぞ? 後々厄介な存在になるやもしれん」
「わ、わかりました。気を付けます」