(2025改稿版)俺の妻は本当に可愛い~恋のリハビリから俺様社長に結婚を迫られています~
「ところでさっきからずっと思ってたんだが……もしかして足を痛めてる? 歩き方が以前と違う」


そう言って、黒のストレートパンツに包まれた私の足に視線を移す。


「いいえ、ケガをしているわけではなく、ちょっと靴擦れがひどくて」


「大丈夫?」


きゅっと眉間にしわを寄せ、心配そうな目を向ける。

同時に腕を引いてソファに座らされた。


「平気です、少しずつ治ってきているので」


「もしかして足に合わない靴を無理に履いたりした?」


「……はい」


なんでそんな真似を、と尋ねられ仕方なく経緯を説明した。


「ピアスの前に靴を贈るべきだったな」


「いえ、まったく必要ありませんから」


なにを言い出すの、この人は!


「相変わらず即答だな。じゃあ靴を脱いで傷口見せて」


「む、無理です」


とんでもない発言を即座に拒否する。

ここは会社だし、お世辞にも綺麗とは言えない足を見せるなんて絶対に嫌だ。

そもそも、それほど大げさに捉える傷でもない。
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