【完結】売られた令嬢は最後の夜にヤリ逃げしました〜平和に子育てしていると、迎えに来たのは激重王子様でした〜
(……そこまでして、わたしのことを探していたの? まったく気づかなかったわ)

初めて聞く事実に驚きすぎて言葉が出てこなかった。
王家も何度もパーティーを開いたりしていたが、レースを編む令嬢は見つからない。
誰も見たことがない魔法で、尚且つ代表的な魔法属性ではないため反対する貴族もいたという。
そのため隠れてシルヴィーを探し続けていた。
なんとか糸を操ると噂のレンログ伯爵夫人という手がかりを見つけたが事故死した後。病弱な娘もミリアムも火属性だと聞いていたそうだ。

そして運命に導かれるように夜会で再会。
すぐにホレスを身籠ったことで、アデラールとマリアが言っていたことが証明された。

そしてホレスは強大な力を所持している。
それにも理由がありそうだ。
アデラールもパーティーの日の話をしてくれていたが、まさかここまで大ごとになっていたとは思いもしなかった。

当時シルヴィーのことを王家に言わなかった理由は、父は現状を知られたくなかったと考えるのが妥当だろうか。
シルヴィーをきっかけにいろいろとバレてしまえば自分の立場が危うくなってしまう。
それともミリアムを溺愛していたため彼女のことを思ってだろうか。今のシルヴィーにはわからないし、もう考えたくもない。
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