運命的な出会いには裏がある。
「じゃあ、今までの付き合ってた人の人数とかは?」

「それは…、3人くらい?」

「そうなんだ、もっといると思ってた。学生時代とか特に遊んでそうって思ったし」

「高校の時とかは部活で忙しかったしな」

「何部だったの?」

「サッカー部」

「ぽいぽい!」


 サッカー部とかバスケ部とかそういう感じだと予想していたから、驚きはしなかった。文化部なら軽音部とかでも似合っていたかもしれない。

 サッカー部はほとんどの人が彼女いる様なイメージでマネージャーと付き合ったりする人も居たから、恋愛とか凄くしてそうなイメージが勝手に合ったのだけど、暖はそうでもなかったのか。


「琴葉は?」

「私は1人かなあ。高校からすぐ働いて職場で良い出会いもなかったし、今は在宅で出会い無し」

「そうなんだ。何で別れたの?」

「私は就職で相手は受験生だったんだけど、私は進路決まって向こうはまだでぴりぴりしてたりとか、そもそも社会人と学生じゃ時間とかこれから合わないんじゃない?ってなって別れた」

「まあ、時間が合う合わないは大事だよな」

「そう。よくある話だよね」


 もう向こうは良い人見付けて結婚したと言うのはSNSか何かで見た。別にショックとかは無かったけど、そう言う報告をよく見る様になって少し取り残された気持ちにはなった。
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