Reunion love.
『…少しでもいいから顔出しなよ。私も会いたいよ、純花に』
「うん…。ちょっと考えてみる」
中々前向きにはなれないまま、駅までの道を歩いていてその途中のコンビニに立ち寄ろうと100メートルほど先のコンビニの看板を見つめていた。自宅の最寄り駅から自宅までの間にコンビニは無く、遠回りするのが面倒だし、ここで買い物を済ませてしまった方が少しだけ楽なのだ。
何も深く考えず一直線を歩いていると聞き覚えのある声が少し前から聞こえてきた。
「俺、コンビニ寄って帰るんで。後もう少しですし、いけますよね?人通りも多いですし」
その声の方に目を向けると身長が170後半くらいの後姿に見覚えがある男性で、ちょうど私が先程まで頭に思い浮かべていた人なのではないかと思った。
そう思った瞬間に張り付いたように目が離せなくなる。
「うん。大丈夫。お疲れ様」
「お疲れ様です」
そんな挨拶を交わして女性と別れていく。
まさか…、ね、とは思いながらももしかしたらと考えずにはいられなかった。
会いたくないと避けていた相手のはずなのに、いざ姿を見てそうかもと思ったら自然と追ってしまう。
…いや、追っているのではない。もしかしたら知り合いかもしれないその人とたまたま行き先が一緒なだけ。私だってコンビニに用事があって、相手が太一くんかどうか確かめるのなんてそのついでだ。
誰に言い訳をしているのかは分からないけれど、心の中でそう言い聞かせて彼の10歩程後ろを歩いて、それから遅れてコンビニに入った。
「うん…。ちょっと考えてみる」
中々前向きにはなれないまま、駅までの道を歩いていてその途中のコンビニに立ち寄ろうと100メートルほど先のコンビニの看板を見つめていた。自宅の最寄り駅から自宅までの間にコンビニは無く、遠回りするのが面倒だし、ここで買い物を済ませてしまった方が少しだけ楽なのだ。
何も深く考えず一直線を歩いていると聞き覚えのある声が少し前から聞こえてきた。
「俺、コンビニ寄って帰るんで。後もう少しですし、いけますよね?人通りも多いですし」
その声の方に目を向けると身長が170後半くらいの後姿に見覚えがある男性で、ちょうど私が先程まで頭に思い浮かべていた人なのではないかと思った。
そう思った瞬間に張り付いたように目が離せなくなる。
「うん。大丈夫。お疲れ様」
「お疲れ様です」
そんな挨拶を交わして女性と別れていく。
まさか…、ね、とは思いながらももしかしたらと考えずにはいられなかった。
会いたくないと避けていた相手のはずなのに、いざ姿を見てそうかもと思ったら自然と追ってしまう。
…いや、追っているのではない。もしかしたら知り合いかもしれないその人とたまたま行き先が一緒なだけ。私だってコンビニに用事があって、相手が太一くんかどうか確かめるのなんてそのついでだ。
誰に言い訳をしているのかは分からないけれど、心の中でそう言い聞かせて彼の10歩程後ろを歩いて、それから遅れてコンビニに入った。