鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
「口にドレッシングがついている。こっちを向いて」
「自分で拭けます」
「自分だと見えないだろ」
ティッシュで口元を拭われる。子供ではないのだから、これはやりすぎだ。家の中だと孝仁はなんでもかんでも世話を焼こうとするから困る。
「もう、孝仁さんは甘すぎるんですよ」
「ふっ、そう言いながら嬉しさを隠しきれていないぞ。本当に梢はいつもかわいいな」
結局、孝仁の甘い台詞で胸を高鳴らせてしまう。彼に口では勝てない。いや、すべてにおいて勝てるはずがない。この人の愛は大きすぎるのだ。そして、梢もそんな彼を愛している。
「そんなこと言うのは孝仁さんだけですよ」
「梢のかわいさに気づかないとは皆阿呆だな。だが、俺だけが知っている方がいい。君を独り占めできる」
横から唇の端に口づけられる。誰が鬼上司のこんな姿を想像できるだろう。詐欺もいいところだ。
梢は甘い表情の彼を見て優越感に浸る。自分だけがその姿を知っていると。
なんだかんだ二人は似たもの夫婦なのかもしれない。
~完~
「自分で拭けます」
「自分だと見えないだろ」
ティッシュで口元を拭われる。子供ではないのだから、これはやりすぎだ。家の中だと孝仁はなんでもかんでも世話を焼こうとするから困る。
「もう、孝仁さんは甘すぎるんですよ」
「ふっ、そう言いながら嬉しさを隠しきれていないぞ。本当に梢はいつもかわいいな」
結局、孝仁の甘い台詞で胸を高鳴らせてしまう。彼に口では勝てない。いや、すべてにおいて勝てるはずがない。この人の愛は大きすぎるのだ。そして、梢もそんな彼を愛している。
「そんなこと言うのは孝仁さんだけですよ」
「梢のかわいさに気づかないとは皆阿呆だな。だが、俺だけが知っている方がいい。君を独り占めできる」
横から唇の端に口づけられる。誰が鬼上司のこんな姿を想像できるだろう。詐欺もいいところだ。
梢は甘い表情の彼を見て優越感に浸る。自分だけがその姿を知っていると。
なんだかんだ二人は似たもの夫婦なのかもしれない。
~完~


