鬼上司のバニーガール ~部長、あなたが撫でているのは愛兎ではなくあなたの部下です~
「ときに、課題の進捗はどうだ? あれから進んだか?」
「あ、はい。九本は仕上げました。あと残り一つです」
気を取り直し、自慢げに今の進捗を伝えれば、孝仁も満足そうに頷いている。
「そうか。順調そうだな」
「部長のおかげです。あのアドバイスをいただいてから、新しい企画が思い浮かぶようになったので」
「それを言うなら、君自身の経験のおかげだろう。そして、それを活かせているのも、君の実力だ。ほかの業務も手を抜いていないようだし、よくやってくれていると思う」
孝仁の口から出たとは思えないほど、優しさを帯びた言葉だ。こんなふうに褒められたことなどないから、免疫のない梢の心は勝手に騒ぎ出す。
(え、ええ!? なに!? なんでデレモード!?)
先ほど冷たくした罪滅ぼしなのか、はたまた、機嫌がいいのか。孝仁の心の内は梢には推し量れない。
「あ、はい。九本は仕上げました。あと残り一つです」
気を取り直し、自慢げに今の進捗を伝えれば、孝仁も満足そうに頷いている。
「そうか。順調そうだな」
「部長のおかげです。あのアドバイスをいただいてから、新しい企画が思い浮かぶようになったので」
「それを言うなら、君自身の経験のおかげだろう。そして、それを活かせているのも、君の実力だ。ほかの業務も手を抜いていないようだし、よくやってくれていると思う」
孝仁の口から出たとは思えないほど、優しさを帯びた言葉だ。こんなふうに褒められたことなどないから、免疫のない梢の心は勝手に騒ぎ出す。
(え、ええ!? なに!? なんでデレモード!?)
先ほど冷たくした罪滅ぼしなのか、はたまた、機嫌がいいのか。孝仁の心の内は梢には推し量れない。