至上最幸の恋
「答えは最初から分かっていたよ。だけど、僕も自分の気持ちを整理したかったんだ。伝えないままだと、ずっと心に残ると思ってね」
「お気持ちは、とても嬉しかったです。本当ですよ」
「あはは、ありがとう」
からりと笑って、磯崎さんが紅茶を飲んだ。
つられて、私もひと口いただく。少し冷めてしまったけれど、甘い香りがふわりと立って、少し心がほどけた。
「落ち着きますわ、この香り」
「もしかして、緊張していた?」
「……実は、少しだけ」
正直に白状すると、磯崎さんはまた、屈託のない顔で笑った。
「僕のことを真剣に考えて、素直な気持ちを伝えてくれた。それだけで十分だよ。それに僕は、自分の気持ちに正直なエリサちゃんだから好きなんだ」
「そう言っていただけると、嬉しいです。この想いを抱えたまま生きていいのか、迷うこともあったので……」
瑛士さんへの想いを手放さないといけない。そう思ったことは、何度もある。
だけどやっぱり、ずっと大切にしていたいと思った。たとえ届かなくても、私が私である証だから。
平坦な道なんてない。それなら、より力強く歩いていける道を選ぶ。もう、迷わないわ。
「心が定まるきっかけになったのなら、よかったよ。僕の気持ちも報われるかな」
磯崎さんが、少しおどけた表情で肩をすくめる。
こういう優しさに、私は何度救われてきたのかしら。
「お気持ちは、とても嬉しかったです。本当ですよ」
「あはは、ありがとう」
からりと笑って、磯崎さんが紅茶を飲んだ。
つられて、私もひと口いただく。少し冷めてしまったけれど、甘い香りがふわりと立って、少し心がほどけた。
「落ち着きますわ、この香り」
「もしかして、緊張していた?」
「……実は、少しだけ」
正直に白状すると、磯崎さんはまた、屈託のない顔で笑った。
「僕のことを真剣に考えて、素直な気持ちを伝えてくれた。それだけで十分だよ。それに僕は、自分の気持ちに正直なエリサちゃんだから好きなんだ」
「そう言っていただけると、嬉しいです。この想いを抱えたまま生きていいのか、迷うこともあったので……」
瑛士さんへの想いを手放さないといけない。そう思ったことは、何度もある。
だけどやっぱり、ずっと大切にしていたいと思った。たとえ届かなくても、私が私である証だから。
平坦な道なんてない。それなら、より力強く歩いていける道を選ぶ。もう、迷わないわ。
「心が定まるきっかけになったのなら、よかったよ。僕の気持ちも報われるかな」
磯崎さんが、少しおどけた表情で肩をすくめる。
こういう優しさに、私は何度救われてきたのかしら。