始まりは一夜の出会いから
泣いていた私に事情を聞くでも無く、オレンジジュースを渡して、隣に座って他愛のない話で落ち込んでいる私にずっと話しかけてくれた。
1人で居たくなかった私には知らない人でもありがたくて、暗くなるまで話した。
そして、連絡先を交換しようと言ったらやんわりと断られてしてもらえなかった。
「また次会えたらその時は連絡先交換しよ」
断られた私が「次なんて、無いかもしれないのに」なんて追い縋っても「でも、もし会えたら運命じゃん」なんて笑って、その場から立ち去っていく。
会って、あの時何も聞かずに傍に居てくれてありがとうってお礼が言いたかった。
あの出会いから6年。
私、森川《もりかわ》 有咲《ありさ》 は24歳になっていた。
1人で居たくなかった私には知らない人でもありがたくて、暗くなるまで話した。
そして、連絡先を交換しようと言ったらやんわりと断られてしてもらえなかった。
「また次会えたらその時は連絡先交換しよ」
断られた私が「次なんて、無いかもしれないのに」なんて追い縋っても「でも、もし会えたら運命じゃん」なんて笑って、その場から立ち去っていく。
会って、あの時何も聞かずに傍に居てくれてありがとうってお礼が言いたかった。
あの出会いから6年。
私、森川《もりかわ》 有咲《ありさ》 は24歳になっていた。