始まりは一夜の出会いから
「へぇ、さっきの休憩時間にそんなことがね~」
先程の佐々木さんとの出来事を聞いた美月が少しニヤニヤして聞いていた。
置いて行った上に佐々木さんが戻ってこなかったのだから絶対気になっているだろうと思って、報告をしたら反応は予想通りだった。
やりづらくて仕方ないけど、確かにあの時来てくれた佐々木さんは頬が迂闊に緩み切ってしまう程格好良かった。
「佐々木さん、有咲が居なくなってからすぐだったよ。初対面の2人残して申し訳ないですけど、有咲さんの所行きますって。本当に好きなんだね、有咲の事」
「…本当に、何で私の事なんて好きで居てくれるんだろう」
「もう、何でそんな自己肯定感低いの!可愛くてこんなに優しい子、周りの男が放っておくわけないでしょ!」
そう言いながら頬を抓られて少し痛い。
褒められているのに痛い思いをするのは何故なんだろう。
「でもね、私も佐々木さんに付いて行ってもらった方が安心だな。あの男が今何をしてくるかも分からないし、男性一人に傍に居てもらうだけでもかなりの牽制にもなると思うよ」
「…うん。これ以上佐々木さんに迷惑掛けたくないから」
「もう、頑固なんだから!」
早く終わらせてしまいたい、この呪縛を。
先程の佐々木さんとの出来事を聞いた美月が少しニヤニヤして聞いていた。
置いて行った上に佐々木さんが戻ってこなかったのだから絶対気になっているだろうと思って、報告をしたら反応は予想通りだった。
やりづらくて仕方ないけど、確かにあの時来てくれた佐々木さんは頬が迂闊に緩み切ってしまう程格好良かった。
「佐々木さん、有咲が居なくなってからすぐだったよ。初対面の2人残して申し訳ないですけど、有咲さんの所行きますって。本当に好きなんだね、有咲の事」
「…本当に、何で私の事なんて好きで居てくれるんだろう」
「もう、何でそんな自己肯定感低いの!可愛くてこんなに優しい子、周りの男が放っておくわけないでしょ!」
そう言いながら頬を抓られて少し痛い。
褒められているのに痛い思いをするのは何故なんだろう。
「でもね、私も佐々木さんに付いて行ってもらった方が安心だな。あの男が今何をしてくるかも分からないし、男性一人に傍に居てもらうだけでもかなりの牽制にもなると思うよ」
「…うん。これ以上佐々木さんに迷惑掛けたくないから」
「もう、頑固なんだから!」
早く終わらせてしまいたい、この呪縛を。