始まりは一夜の出会いから
𓂃𓈒 𓂂𓏸
『聖が今度本社の経理の人数が足りなくて補填のために異動になったんだけど、元々佐々木さんにもキャリアを積ませたかった上が、このタイミングで佐々木さんもって話になって、本社へ異動の話が出てるらしいの。受けたかどうかまでは聞いてないけど、聖は受けるんじゃないかって話してた』
美月からそんな話を聞かされて、どんな気持ちでいればいいか分からなかった。
本社へ異動、はそれ自体は新くんの出世と言う意味で凄く喜びたいし、送り出したい気持ち。だけど、同時に遠距離も確定してしまうし、何よりこんな大事な話を真っ先に私にしてくれなかった新くんにモヤモヤした。
もしこれが新くんにとって嬉しい事なら私も一緒に喜びたかった。
それなのに言ってもらえなかったのがショックすぎて、喜びたい気持ちはほとんど失せている。
元々本社に出張行った時楽しかったと言っていたし、新くんにとってそれがいいって分かるのに…。
スマホを眺めて新くんとのメッセージを見返しても転勤と言う言葉なんてどこにも入っていない。
本社は新幹線で2時間ほどの県にあると聞いていたし、そんなに会えない距離でもない。頻繁には会えなくなるかもしれないけど耐えられない距離でもない。
話してくれたらこれからの事沢山話し合えたのに…。
『聖が今度本社の経理の人数が足りなくて補填のために異動になったんだけど、元々佐々木さんにもキャリアを積ませたかった上が、このタイミングで佐々木さんもって話になって、本社へ異動の話が出てるらしいの。受けたかどうかまでは聞いてないけど、聖は受けるんじゃないかって話してた』
美月からそんな話を聞かされて、どんな気持ちでいればいいか分からなかった。
本社へ異動、はそれ自体は新くんの出世と言う意味で凄く喜びたいし、送り出したい気持ち。だけど、同時に遠距離も確定してしまうし、何よりこんな大事な話を真っ先に私にしてくれなかった新くんにモヤモヤした。
もしこれが新くんにとって嬉しい事なら私も一緒に喜びたかった。
それなのに言ってもらえなかったのがショックすぎて、喜びたい気持ちはほとんど失せている。
元々本社に出張行った時楽しかったと言っていたし、新くんにとってそれがいいって分かるのに…。
スマホを眺めて新くんとのメッセージを見返しても転勤と言う言葉なんてどこにも入っていない。
本社は新幹線で2時間ほどの県にあると聞いていたし、そんなに会えない距離でもない。頻繁には会えなくなるかもしれないけど耐えられない距離でもない。
話してくれたらこれからの事沢山話し合えたのに…。