始まりは一夜の出会いから
「…ねぇ、それって私のせい?私が居たから?」
『違いますって。俺がそうしたかっただけ』
「本社に出張行った時、あんなに楽しかったって行ったのに?私がお泊まりに行ってもパソコンと向き合って仕事するぐらい、この仕事真剣にしてるのに?どうして嘘吐くの」
『嘘なんかじゃないです。俺にとって大事だと思う選択をしただけ』
「……私が原因で新くんが好きな事を諦めなきゃいけないなら、私一緒に居られない」
そう言った後、新くんの返事はなかった。
きっと新くんは優しいからどれだけ言っても私のせいだとは言わないし、きっとこのまま転勤の話も心の中で後悔しながら態度に出さずにそのまま生きて行くのだと思う。
そんなの、私が自分自身をこの先ずっと許せないかもしれない。
「…ごめんね。今日は電話切るね」
新くんの返事を聞かずにすぐに電話を切る。
冷静じゃいられなかった。一緒に居られないなんて言うべきじゃなかった事は分かっている。
私が言うべき言葉は「遠く離れても私達は大丈夫」ってちゃんと伝えるべきだったのに、ショックのせいで新くんに自分の想いだけをぶつけてしまった。
このまま振られてしまっても仕方がないのは、私だ。
『違いますって。俺がそうしたかっただけ』
「本社に出張行った時、あんなに楽しかったって行ったのに?私がお泊まりに行ってもパソコンと向き合って仕事するぐらい、この仕事真剣にしてるのに?どうして嘘吐くの」
『嘘なんかじゃないです。俺にとって大事だと思う選択をしただけ』
「……私が原因で新くんが好きな事を諦めなきゃいけないなら、私一緒に居られない」
そう言った後、新くんの返事はなかった。
きっと新くんは優しいからどれだけ言っても私のせいだとは言わないし、きっとこのまま転勤の話も心の中で後悔しながら態度に出さずにそのまま生きて行くのだと思う。
そんなの、私が自分自身をこの先ずっと許せないかもしれない。
「…ごめんね。今日は電話切るね」
新くんの返事を聞かずにすぐに電話を切る。
冷静じゃいられなかった。一緒に居られないなんて言うべきじゃなかった事は分かっている。
私が言うべき言葉は「遠く離れても私達は大丈夫」ってちゃんと伝えるべきだったのに、ショックのせいで新くんに自分の想いだけをぶつけてしまった。
このまま振られてしまっても仕方がないのは、私だ。