大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)
だって、それが事実だと、思えてしまうから。

今日は結局茅実先輩のお家に帰ることにした。

先生が心配してくれていたけれど、一人で大丈夫だと言いはった。

道はどんどん寒くなった。

心が冷えたことを、降り続ける雪がそう感じさせているんだと言い聞かせて、マフラーに顔を埋めた。

こんな日だった。
お母さんに久しぶりにあって、茅実先輩に助けられた日も雪が降って、奇しくも、その日にやっと雪が路上に積もりだした。

寒かった。
息苦しくて、結局誰にも頼れなくて…。

そんななか、茅実先輩が現れて、大好きな人の突然の登場に驚く暇もなく…意識が途切れて…。

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