大好きな先輩は(S)王子様でした(マンガシナリオ)
大切な用事があるって、どこかに行ってしまうこと。

でも、いつだって、その日中に帰ってきてくれていたから、大変だなぁって、私にできることを探さないとって、思っていたけど、もう無理かもしれない。

だって、きっと、その度に、茅実先輩は、電話のおくの人に会いに行っていたのかもしれないから。

私なんて、可哀想だから、住まわせてくれていたのかも…、可哀想だから、好きだといってくれたのかも。

もしかしたら、私のことなんて、本当の本当は好きでもなんでもないのかもしれないなぁ。

そう思うと、涙が溢れて止まらなくて、声は漏らすまいと、早く電話を切らなければと声を絞り出した。

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