奪われる人生なら、 すべて捨ててしまいましょう ~忘れ去られた第七王女による国を巻き込んだ逆転劇~
「そうか。ドミニクがなぁ……」
皇帝は、書類を手にしたまま天井を見上げた。何事か、考えているようだ。だが、すぐに首を縦に動かした。
「よし、魔道具師共の始末はお前に任せる。それでよいな?」
「はい、父上。新たな魔道具師の派遣については、魔道具師ギルドと相談いたしたく」
「そうしろ」
ディーデリックの発言に、皇帝はそれ以上興味を持たない様子で許可を出した。
大義名分を得たところで、ディーデリックは騎士達を呼び集める。
皇帝に見せたのと同じ一覧に記している名を上げ、騎士達に魔道具師を捕らえるよう命じた。魔道具師達の方は、なぜ、自分が拘束されるのか理解できていないようだった。
「殿下、私は無実ですぞ!」
「話も聞かず引っ立てるとは、あまりな仕打ちではありませんか!」
中には、捕らえに来た騎士に掴みかかってくる者もいたが、訓練された騎士にかなうはずもなく、次から次へと捕縛されていく。
「ドミニクはどこに行った?」
「それが、姿を消しておりまして……!」
皇帝は、書類を手にしたまま天井を見上げた。何事か、考えているようだ。だが、すぐに首を縦に動かした。
「よし、魔道具師共の始末はお前に任せる。それでよいな?」
「はい、父上。新たな魔道具師の派遣については、魔道具師ギルドと相談いたしたく」
「そうしろ」
ディーデリックの発言に、皇帝はそれ以上興味を持たない様子で許可を出した。
大義名分を得たところで、ディーデリックは騎士達を呼び集める。
皇帝に見せたのと同じ一覧に記している名を上げ、騎士達に魔道具師を捕らえるよう命じた。魔道具師達の方は、なぜ、自分が拘束されるのか理解できていないようだった。
「殿下、私は無実ですぞ!」
「話も聞かず引っ立てるとは、あまりな仕打ちではありませんか!」
中には、捕らえに来た騎士に掴みかかってくる者もいたが、訓練された騎士にかなうはずもなく、次から次へと捕縛されていく。
「ドミニクはどこに行った?」
「それが、姿を消しておりまして……!」