奪われる人生なら、 すべて捨ててしまいましょう ~忘れ去られた第七王女による国を巻き込んだ逆転劇~
「我が国の魔道具師達は、どうやら腐敗していたようだな。魔道具師ギルドの方はどうだ?」
「シャリーン師を始め、皆、真摯に魔道具に向き合っているようです。宮廷魔道具師の数が足りない分は、魔道具師ギルドに手を借りてはいかがでしょうか」
「そうだな。それもよいか」
鷹揚に頷いた皇帝は、思案の表情になる。
これは、演技なのだろうか。それとも、本気で考え込んでいるのか。ディーデリックには判断できない。
「そうだな。宮廷魔道具師の数が多すぎるとは思っていた。今後は、宮廷魔道具師の数を減らし、魔道具師ギルドと連携することにしよう」
それから皇帝とディーデリックは、話し合いを続けた。
新しい魔道具の研究、開発については魔道具師ギルドから信頼できる者を紹介してもらう。
宮廷魔道具師は、皇宮にある魔道具の修理と改良、さらに魔道具師ギルドと協力して新しい魔道具の開発を行う。
話はそう落ち着いて、ディーデリックは息をつく。
少なくとも、これ以上、邪悪な魔道具の開発については阻止できた。あとは、ドミニクの行方を追うだけだ。
「ああ、そうだった。もうひとつ命じておくべきことがある」
「シャリーン師を始め、皆、真摯に魔道具に向き合っているようです。宮廷魔道具師の数が足りない分は、魔道具師ギルドに手を借りてはいかがでしょうか」
「そうだな。それもよいか」
鷹揚に頷いた皇帝は、思案の表情になる。
これは、演技なのだろうか。それとも、本気で考え込んでいるのか。ディーデリックには判断できない。
「そうだな。宮廷魔道具師の数が多すぎるとは思っていた。今後は、宮廷魔道具師の数を減らし、魔道具師ギルドと連携することにしよう」
それから皇帝とディーデリックは、話し合いを続けた。
新しい魔道具の研究、開発については魔道具師ギルドから信頼できる者を紹介してもらう。
宮廷魔道具師は、皇宮にある魔道具の修理と改良、さらに魔道具師ギルドと協力して新しい魔道具の開発を行う。
話はそう落ち着いて、ディーデリックは息をつく。
少なくとも、これ以上、邪悪な魔道具の開発については阻止できた。あとは、ドミニクの行方を追うだけだ。
「ああ、そうだった。もうひとつ命じておくべきことがある」