奪われる人生なら、 すべて捨ててしまいましょう ~忘れ去られた第七王女による国を巻き込んだ逆転劇~
零すエリュシアを見て、受付の男性はげらげらと笑った。どうやら、エリュシアの言い訳は、彼にとっては冗談みたいに受け止められたようだ。
「ああ、気の毒に。では、魔道具師としての試験を受けてもらわなければな」
「作った魔道具を見せるのと、魔力検査を受けるんですよね」
「よく知っているな!」
魔道具師になるためには、試験が必要なわけではない。師匠の許しが出れば一人前だ。だが、魔道具師ギルドを通せば、身分証を得られるだけではなく素材を安く仕入れられるなどの利点も多いため、なんらかの事情がない限り、ギルドに登録することが推奨されている。
検査は、持参した魔道具のクオリティと、魔道具に流し込まれている魔力と本人の魔力が一致するかどうかの確認で行われる。
「では、こちらで検査をしようか――名前は?」
「エリュシ――エリア、です!」
危ない、うっかり本当の名前を名乗りそうになってしまった。
魔道具師エリア、なかなかいい名前ではないか。まだ登録審査は終わっていないけれど。
「では、まずは魔道具――ほう、いい出来じゃないか」
受付の男性が、そのまま審査をしてくれるらしい。
「ああ、気の毒に。では、魔道具師としての試験を受けてもらわなければな」
「作った魔道具を見せるのと、魔力検査を受けるんですよね」
「よく知っているな!」
魔道具師になるためには、試験が必要なわけではない。師匠の許しが出れば一人前だ。だが、魔道具師ギルドを通せば、身分証を得られるだけではなく素材を安く仕入れられるなどの利点も多いため、なんらかの事情がない限り、ギルドに登録することが推奨されている。
検査は、持参した魔道具のクオリティと、魔道具に流し込まれている魔力と本人の魔力が一致するかどうかの確認で行われる。
「では、こちらで検査をしようか――名前は?」
「エリュシ――エリア、です!」
危ない、うっかり本当の名前を名乗りそうになってしまった。
魔道具師エリア、なかなかいい名前ではないか。まだ登録審査は終わっていないけれど。
「では、まずは魔道具――ほう、いい出来じゃないか」
受付の男性が、そのまま審査をしてくれるらしい。