奪われる人生なら、 すべて捨ててしまいましょう ~忘れ去られた第七王女による国を巻き込んだ逆転劇~
シャリーンに案内され、エリュシアとディーデリックは、ドミニクがもうけていたという隠し工房へと向かう。彼が捕らえられているその工房は、魔導具師ギルドから少し離れたところの地下にあった。
広い地下室の中央に、大きな作業台がある。周囲の壁には、完成した魔道具や素材などが所狭しと並べられていた。
そして、その奥の部屋にドミニクが監禁されていた。こちらは、寝室として使われていたのだろうか。ベッドなど生活に使う道具が置かれており、ドミニクは手足を拘束され、そのベッドに座っていた。
「……ほう、皇太子殿下もいらしたか」
ドミニクは、三人の姿を見て微笑んだ。拘束されているというのに、まったく恐れる様子を見せない。
「ドミニク。貴様のやったこと、すべて知っているぞ」
「ほほう、すべて、ですか。では、陛下の真の姿もご存知なのですね」
低いディーデリックの声音にも、ドミニクは動じた様子は見せなかった。笑みすら浮かべていて、ここが茶会の会場であるかのように、にこやかな表情を崩さない。
「魂の移植石を使って、他人の魂を奪い続けていることか?」
広い地下室の中央に、大きな作業台がある。周囲の壁には、完成した魔道具や素材などが所狭しと並べられていた。
そして、その奥の部屋にドミニクが監禁されていた。こちらは、寝室として使われていたのだろうか。ベッドなど生活に使う道具が置かれており、ドミニクは手足を拘束され、そのベッドに座っていた。
「……ほう、皇太子殿下もいらしたか」
ドミニクは、三人の姿を見て微笑んだ。拘束されているというのに、まったく恐れる様子を見せない。
「ドミニク。貴様のやったこと、すべて知っているぞ」
「ほほう、すべて、ですか。では、陛下の真の姿もご存知なのですね」
低いディーデリックの声音にも、ドミニクは動じた様子は見せなかった。笑みすら浮かべていて、ここが茶会の会場であるかのように、にこやかな表情を崩さない。
「魂の移植石を使って、他人の魂を奪い続けていることか?」