離婚するはずが、凄腕脳外科医の執着愛に囚われました
(私も、律くんが欲しい……)
幼い初恋の延長ではなく、二十七歳の女性として律が欲しい。
それをわかってもらいたくて、未依は自分を抱く男性の首筋に唇を寄せる。
「……っ、未依。煽るな」
「だって、私も好きって伝えたい」
ぎゅっと抱きついて耳元で告げると、寝室に向かう律の足取りが速まった。
いつもひとりで眠っている大きなベッドに下ろされ、そのまま律が覆いかぶさってくる。
「我慢も限界だ」
そう言いながら、未依の頬や首筋に唇を落とす。
くすぐったくて身を捩ると、静まり返る部屋にゴクンと喉が鳴る音が響いた。
「未依のどこが子供っぽいって?」