離婚するはずが、凄腕脳外科医の執着愛に囚われました

律は胸の前でクロスした未依の腕を掴むと、そのまま押し倒してシーツに縫い付ける。

いよいよ彼に抱かれるのだと思うと、緊張と不安で指先が震えた。

「……怖いか?」
「怖くは、ない。でも、緊張する」

正直に伝えると、律の表情がふっと緩んだ。

「俺も」
「え?」
「どんな高難易度の手術より、初めて未依に触れる今が一番緊張してる」

冗談なのか本気なのかわからない律の言葉にぽかんとしていると、彼はその隙に未依のキャミソールや下着を手際よく脱がせてしまう。

「あっ」

非難めいた未依の悲鳴を無視し、律は両手を未依の顔の横についたまま、生まれたままの姿の未依をじっと見下ろしている。

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