花に溺れ恋に純情~僕様同期御曹司の愛が私を捕らえて離さない~
 *
 
 愚問だ。
 そんなの、――決まっているじゃないか。
「花。きみと巡り合うためだよ――」
 今宵も月が見ている。
 だから美しいきみの顔は隠す。僕だけの宝物。僕にだけ許された特権、それが花。
 細いウエストを両端から挟み込み、首筋を舌で這う。
「もっと、……花のこと、見せて」

 *
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