⁂👑☆『 天からの贈りもの』―― 新しい愛を見つけ、私たちを捨てて意気揚々と家を出ていった元夫が やり直したいと縋ってくるのですが──。今更そんな無茶振りを言って困らせないでください~
47.  ◇頑張る


 運動会が終わると私たち大人は疲れてしまい、
 弟に迎えに来てもらって即効解散した。

 お疲れさま会は後日しましょうということで。


 三浦くんをそのまま家にも上げず帰すのは気が引けたけど、
まっ、彼も疲れてるしぃ……とか、自分の都合のよいように
解釈し、駐車場で見送って別れた。


「三浦くん、今日はほんとっ、ありがとう。
 真樹夫がすっごい喜んでて、感謝感謝だよ」


「そうですか? 
 全部俺が出場して亜矢子さんの顰蹙(ひんしゅく)かったんじゃないかって
ちょっと気にしてたんっすけど、そう言ってもらえてほっとしました」



「う~んっ、ちっともちっともよ。
 逆逆、すっごく楽しかったし助かったもの。
 ありがとうございました」



「じゃ、お疲れさまでした」


 そう言って軽やかに三浦くんは帰っていった。



 部屋に上がると、両親と弟も疲れてるからすぐ帰ると言って
立ち上がったところだった。


「ね、三浦くんのこと真樹夫に聞いてた男の子ね、あの子も
お父さんと死別していないんだって」
と、真樹夫から聞き出したらしく母が教えてくれた。


「へぇ~」

 だからか、なんか羨ましげだったのね。

 息子には最強の三浦くんがいるから……真樹夫はラッキーBoyだ。

 私には5才離れてる弟もいるので男手の必要な何かあった時には
少なくともひとりは確保できる。

 父親はもう年だからねぇ~要員にはできないかな。


 だけど今のところ、毎日のように託児所時代に2年間積もりにつもる
コミニュケーションはかってきた三浦くんの存在は最強だ。


 弟も休日に真樹夫の相手になってくれるし、両親も積極的に
いろいろな場面で息子に関わってくれるので、私は離婚は
したけれど、恵まれてるなぁ~って思う。


 さぁ、仕事に真樹夫との暮らしにと、いろいろと頑張るぞぉ~♪
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