気まぐれ王子と召使い

それからは世那の言った通り。

私が世那の家で晩御飯を作って、二人で映画を見て、私のしたかったゲームを二人でする。
世那はずっとカラコロと私に笑いかけてくれた。

嬉しかった。
世那が居ればあとは何も要らないのかもしれないって、その時は本気で思ったんだ。


夜、世那の部屋で二人で一緒にベッドに入る。

世那が一緒に寝てあげるって言ってくれたから、私は嬉しくてうん、ありがとう、って言ったの。


こんな私でも求めてくれる人が居るんだ。
だから、私は世那のお願いならなんでも聞ける。



「お前さ、どれだけ俺のこと好きなの」



とろんとした瞳で私の髪を撫でる世那に笑顔を作る。
一緒にこんなふうに寝るのなんて、小学生ぶりかもしれない。

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