気まぐれ王子と召使い

「やっぱりアイツ、ニワカだよな、俺の」


「あー、琥珀君?」


「だから名前出すなっつってんだろ」


「だって琥珀君の事じゃん…」


「そうだけど!下の名前で呼ぶな、鬱陶しいから」


「え、世那さん……もしかして、嫉妬ですか?」



嫌だなぁ〜照れるなぁ〜、なんて冗談を言ってたら、世那の機嫌がみるみると急降下していくのが見て分かる。

もしかしたら完全に地雷だったかもしれない。



「ごごごめん、世那さん…いや、世那様!すみません、本当、冗談のつもりで……」


「お前、本当に殺すぞ…」


「失礼致しました、世那様が私に嫉妬なんてしないですよね、すみませんでした…」



必死に謝り倒してようやく世那の機嫌が少しずつ元に戻ってくれてるみたいだ。

本当どこが地雷か分からないよ…

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