好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
「それ、……言い過ぎっす」
「ああそう」と彼女は適当に流す。ワールドカップで日本代表が勝てば喜ぶ。友達にも観戦に誘われれば行く程度。以外の場面でサッカーになんか興味が持てない。
と思った彼女だが、ビールを一口飲み、考えなおした。
(蒔田さんのお兄さんが、サッカー選手なんだった……)
「こないだ、友達に連れられてJ2の試合見に行ったの。……ねえ、J2ってどれくらい強いの?」
「プロはプロっすからおれらみたいな会社でサッカーやってる人間よりか断然レベル高いっすよ」と素直に一色は認める。「お友達にJ2サポーターがいるんですか?」
「女の子でも応援団の真ん中一人で行っちゃうような子だよ。……そんな大胆な子じゃないと思ってたんだけどね」竹田薫のことを思い返す。
想う男性が居ても、自分から告白できないタイプだ。蒔田樹に話しかけられ、あんなに顔を赤らめていた。
でもサッカーのことならぐいぐいと詰め寄れる。彼女と真逆だ。
いや。彼女の行動を鈍らせているものの正体こそが、真実の恋なのかもしれない。
「ああそう」と彼女は適当に流す。ワールドカップで日本代表が勝てば喜ぶ。友達にも観戦に誘われれば行く程度。以外の場面でサッカーになんか興味が持てない。
と思った彼女だが、ビールを一口飲み、考えなおした。
(蒔田さんのお兄さんが、サッカー選手なんだった……)
「こないだ、友達に連れられてJ2の試合見に行ったの。……ねえ、J2ってどれくらい強いの?」
「プロはプロっすからおれらみたいな会社でサッカーやってる人間よりか断然レベル高いっすよ」と素直に一色は認める。「お友達にJ2サポーターがいるんですか?」
「女の子でも応援団の真ん中一人で行っちゃうような子だよ。……そんな大胆な子じゃないと思ってたんだけどね」竹田薫のことを思い返す。
想う男性が居ても、自分から告白できないタイプだ。蒔田樹に話しかけられ、あんなに顔を赤らめていた。
でもサッカーのことならぐいぐいと詰め寄れる。彼女と真逆だ。
いや。彼女の行動を鈍らせているものの正体こそが、真実の恋なのかもしれない。