好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
act19. 狙われた彼女
逸る気持ちを抑え、ゆっくりとコンビニに入る。
立ち読みする趣味などないが適当な雑誌を手にとる。読み始める振りをし外を行き交うひとのなかに怪しげな人物がいないかを目で探す。
(見つけた)
見なければよかったと後悔をするがもう遅い。年齢は、二十代後半から三十代前半といったところ。独身男性。私服だが仕事をしていないのだろうか。
こっちを見ている。
何回もジャンプして、彼女の姿を確認している。傍から見れば相当怪しい人物だが、誰も気に留めやしない。店員が訝しげに視線をおくるがせいぜいだ。
彼女は振り返って、あの怪しい男が自分以外を探している可能性を検討した。レジに二人店員がいるだけ。両方男性。店内に女性は自分ひとり。
意を決し、彼女は手に持つ雑誌を閉じた。
(逃げるしかない)
この店には幸い出入口が二箇所ある。ゆっくり雑誌を手に、レジに向かう。大学生らしき店員は無表情で雑誌を受け取る。
彼女は小声で囁いた。「すいません。変なひとに追いかけられているみたいなので、ごめんなさい、雑誌、買わないです」
立ち読みする趣味などないが適当な雑誌を手にとる。読み始める振りをし外を行き交うひとのなかに怪しげな人物がいないかを目で探す。
(見つけた)
見なければよかったと後悔をするがもう遅い。年齢は、二十代後半から三十代前半といったところ。独身男性。私服だが仕事をしていないのだろうか。
こっちを見ている。
何回もジャンプして、彼女の姿を確認している。傍から見れば相当怪しい人物だが、誰も気に留めやしない。店員が訝しげに視線をおくるがせいぜいだ。
彼女は振り返って、あの怪しい男が自分以外を探している可能性を検討した。レジに二人店員がいるだけ。両方男性。店内に女性は自分ひとり。
意を決し、彼女は手に持つ雑誌を閉じた。
(逃げるしかない)
この店には幸い出入口が二箇所ある。ゆっくり雑誌を手に、レジに向かう。大学生らしき店員は無表情で雑誌を受け取る。
彼女は小声で囁いた。「すいません。変なひとに追いかけられているみたいなので、ごめんなさい、雑誌、買わないです」