好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
「知り合いに、そういう方面に強いやつがいる。うまくいけば解決してくれるやつを紹介してもらえる。さっそく、電話して頼んでおこうか」

「お願い、します……」よく分からないけれど、蒔田に任せておけば安心だと彼女は感じた。

「それで、週末は? つき合ってくれんしょ? 榎原さんに」

「なんでおまえが仕切るんだ」ここでコーヒーを一口。「そして、榎原くんにつき合う義理がどうして僕にある」

「上司、だから、ですっ」何故か道林が胸を張る。「部下が困ってんなら助けるのはトーゼンでしょ。それがプライベートか仕事かの違いであって、大切なのは榎原さんが困ってるのを蒔田さんがなんとかするってことなんです」

「彼氏云々はおれの関与しないところだが」ちらと蒔田は彼女を見た。


「……一度だけだぞ」


 渋い顔をして、意外にも蒔田は了承したのだった。

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