好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!

act21. at 会議室

「え。そんな……、ほ、本当に大丈夫なんですか」

 週明けの月曜日。

 道林と昼食をとっているところを蒔田に呼びつけられ(ご丁寧にも会議室を予約していた)、言われた第一声が。


 ストーカー問題は解決した


 だ。

「昨日は尾行されなかったろ? おれともう一人とで話をつけた。話し合いの結果、二度ときみにつきまとわないことを彼は約束した」

 急展開についていけない。 

 疑問は様々にあるが先ずは一つをクリアしたい。「……もう一人って」
「高校時代の友人のつてで、副業で探偵業みたいなものを営む男が居る。そいつと三人で、喫茶店で話し合った」

「なん、で……」

 蒔田はどうやら説明してくれているのだが、それでも足りない。

 例えば、なんでそこまでしてくれているのか。

 自分不在のところでどうしてことを進めてしまうのか。

 彼女としては、今後尾行されない平和な生活を取り戻せたのだから、結果さえ見れば万々歳、なのだが。

「不服か?」彼女の顔色を見て蒔田が尋ねる。

「いえ、ただ……あっという間に解決しちゃって、なんか鳩が豆鉄砲を食ったような感じです」
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