好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
「まあな。長男だからな」
「次男て扱いが低いんですか」
「まあ、……そこそこにな」と蒔田は言葉を濁した。「きみにとってお父さんは、どんな存在だ」
「父は、……父以外のなにものでもありません。だから、違う姿も、ちょっと見せて欲しいとも思っています……」彼女は、テーブルに突っ伏して眠る父親に目を向けた。「だから……、蒔田さんには悪いですけども、ちょっと満足しています。お父さんのこんな姿、見たことがなかったから……」
「愛娘の一大事に生きた心地がしなかったろうな」
「ほんと……、飛んできたって感じでした。急でしたし……。あ、娘じゃないって知ってるんですよね? 蒔田さん」
「さっき聞いた。……ひとを騙すのには、多少の罪悪が伴うものだな」
「ええ、まあ……」
「お父さんは、ぼくのような人間になら娘を任せられるとは言っていた。一方で、ぼくの両親が家柄を気にするのかを懸念されていた。……因みに、過去に、お父さんに彼氏を会わせたことはあるのかい」
「ええ。一度だけですけど……」
既に別れた彼氏、平松啓太だ。
「次男て扱いが低いんですか」
「まあ、……そこそこにな」と蒔田は言葉を濁した。「きみにとってお父さんは、どんな存在だ」
「父は、……父以外のなにものでもありません。だから、違う姿も、ちょっと見せて欲しいとも思っています……」彼女は、テーブルに突っ伏して眠る父親に目を向けた。「だから……、蒔田さんには悪いですけども、ちょっと満足しています。お父さんのこんな姿、見たことがなかったから……」
「愛娘の一大事に生きた心地がしなかったろうな」
「ほんと……、飛んできたって感じでした。急でしたし……。あ、娘じゃないって知ってるんですよね? 蒔田さん」
「さっき聞いた。……ひとを騙すのには、多少の罪悪が伴うものだな」
「ええ、まあ……」
「お父さんは、ぼくのような人間になら娘を任せられるとは言っていた。一方で、ぼくの両親が家柄を気にするのかを懸念されていた。……因みに、過去に、お父さんに彼氏を会わせたことはあるのかい」
「ええ。一度だけですけど……」
既に別れた彼氏、平松啓太だ。