好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
いつぞやの飲み会で、彼女は、携帯の待ち受け画像にしていた、啓太とのツーショットを見られた。
いま、壇上に立つ彼の横には、ウェディング姿の妊婦……。
「おれは、一度見た顔は忘れん」蒔田は、彼女の内心に沸き立つ疑問に答えるようにして言った。
「さて。大丈夫か、と聞くのも変だが、大丈夫か」
「ええと全然、大丈夫です」
「そうか」
「あたしには――
蒔田さんが、いますからっ」
彼女は胸を張った。
この気持ちを誇りに思う。
自信に思うから、出てきた言葉だった。
蒔田は、眩しいものでも見るように目を細めた。
「期待に、答えられなくてもか」
「相手ありきのことですから。その、蒔田さんの気持ちが固まってからで、大丈夫です」言ってから彼女は気がついた。
なんだこの上から目線な言い方は。
「えっと、失礼しました……」彼女は謝罪した。「あ、たしひとりの一方的なものですけど、えーとなんというか気の向いたときにあたしのことを考えてくれたら嬉しいなあとそのお……」
言っているうちにわけが分からなくなってきた。
そして蒔田の顔なんてまともに直視できない。
いま、壇上に立つ彼の横には、ウェディング姿の妊婦……。
「おれは、一度見た顔は忘れん」蒔田は、彼女の内心に沸き立つ疑問に答えるようにして言った。
「さて。大丈夫か、と聞くのも変だが、大丈夫か」
「ええと全然、大丈夫です」
「そうか」
「あたしには――
蒔田さんが、いますからっ」
彼女は胸を張った。
この気持ちを誇りに思う。
自信に思うから、出てきた言葉だった。
蒔田は、眩しいものでも見るように目を細めた。
「期待に、答えられなくてもか」
「相手ありきのことですから。その、蒔田さんの気持ちが固まってからで、大丈夫です」言ってから彼女は気がついた。
なんだこの上から目線な言い方は。
「えっと、失礼しました……」彼女は謝罪した。「あ、たしひとりの一方的なものですけど、えーとなんというか気の向いたときにあたしのことを考えてくれたら嬉しいなあとそのお……」
言っているうちにわけが分からなくなってきた。
そして蒔田の顔なんてまともに直視できない。