好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
 美味しそうにミートソースパスタを食べる道林ミカ。

 すこし羨ましい。

 彼女は、白い服を着ているためカルボナーラにした。ハネたら、大変だ。

「うん美味しいね」彼女は、同調した。

「当たりっすね。今度違うのまた食べたいっす」

「良かったら食べる? すこし」

「あ、いただきます、じゃあ」遠慮なく道林はフォークを伸ばす。「あ。クリーム系も違う味がしてうまいっす」

「そう。よかった」彼女は微笑んだ。「残り全部食べていいよ」

「あらっ、じゃあいただきまぁす」道林は、嬉しそうだ。「榎原さん食欲ないすね」

「ダイエット中なの」

「ええー全然痩せてますよ」

「ありがと。でもなんか、……変な感じなの。食べても物足りないっていうか、だったら食べ過ぎないほうがマシっていうか」


「蒔田さんのことと関係してますか」


 ずばりと。

 急所を、突かれる。「うーん、あるようなないような……」彼女は苦笑いを漏らす。


 蒔田に別れを告げてから三ヶ月が経つ。

 初秋だった季節はもう冬だ。彼女は冬物のコートを隣の座席に置いている。
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