好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
「新人レベルのBPを雇ったうえに新人にリーダをやらすうちの体制に、問題がないとは言わんがな。予算が限られていることだから、辛抱してくれ。おまえもGLになればいずれ分かる」
「人間的に信用できるひとが来てくれて、感謝してますよ。まえいたとこ、人間関係最悪だったんで」
「それも経験だ。世の中経験しておいて無駄なことはなにひとつ無い」
「ま、蒔田さんに相談してなんかおれ気持ち楽になったっす。感謝です」
「おまえは頑張り過ぎると空回りする傾向にある。だから周りに頼れ。ほどほどに頑張れ。なにかあればいつでもおれや柏谷さんに言ってくれ」
「あざーす」
足音が遠くなる。
彼らが座敷に消えたのを見計らって彼女は顔を出す。
思わぬ、会話を、立ち聞きしてしまった……。
(知らなかった。蒔田さんが……)
あんなふうに、自分のことを評価してくれていたなんて。
質問魔の新人だった一色は、いまや三人のチームを任されるリーダー。時期尚早といった声もあったが、状況がそれを許さなかった。
それで悩む一色に、蒔田が答えたかたちだ。
「困ったなあ……」
「人間的に信用できるひとが来てくれて、感謝してますよ。まえいたとこ、人間関係最悪だったんで」
「それも経験だ。世の中経験しておいて無駄なことはなにひとつ無い」
「ま、蒔田さんに相談してなんかおれ気持ち楽になったっす。感謝です」
「おまえは頑張り過ぎると空回りする傾向にある。だから周りに頼れ。ほどほどに頑張れ。なにかあればいつでもおれや柏谷さんに言ってくれ」
「あざーす」
足音が遠くなる。
彼らが座敷に消えたのを見計らって彼女は顔を出す。
思わぬ、会話を、立ち聞きしてしまった……。
(知らなかった。蒔田さんが……)
あんなふうに、自分のことを評価してくれていたなんて。
質問魔の新人だった一色は、いまや三人のチームを任されるリーダー。時期尚早といった声もあったが、状況がそれを許さなかった。
それで悩む一色に、蒔田が答えたかたちだ。
「困ったなあ……」