好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
act35. 世界はただ、輝いて
「そういうわけだから今日は帰れない。ごめんなさい、お父さん。……がっかりしてる? ……そっか。うん。来週にはちゃんと帰るからそのときゆっくり話すよ。伯母さんに聞かれたらごめんって謝っといて。本当、……ごめんなさい。じゃあ、また電話するね。うん。……じゃあね」
父への電話を終えて、洗面所の扉をノックしようか迷っていると、急に扉が開き、蒔田が出てきた。
「……お。びっくりした。風呂サンキュ」彼は、予備の男物のスウェットの上下を着ている。濡れた蒔田の服は、とりあえず室内に干した。
黒のスウェットが思いのほか似合うことに驚いた。
だが足首が見える丈の短さ。足が長い……。
「あ。いいえ……」とスウェット姿に見惚れつつ彼女は首を横に振る。蒔田は親指で後方を指し、彼女に促した。
「おまえも入って来い。風邪引くぞ」
「あ。はい……」
彼女は頭を下げ、蒔田と入れ違いで風呂場に入る。自分の住まうマンションなのに、いちいち遠慮してしまう自分が滑稽だった。
(メイク、落としちゃ、まずいかな……)
父への電話を終えて、洗面所の扉をノックしようか迷っていると、急に扉が開き、蒔田が出てきた。
「……お。びっくりした。風呂サンキュ」彼は、予備の男物のスウェットの上下を着ている。濡れた蒔田の服は、とりあえず室内に干した。
黒のスウェットが思いのほか似合うことに驚いた。
だが足首が見える丈の短さ。足が長い……。
「あ。いいえ……」とスウェット姿に見惚れつつ彼女は首を横に振る。蒔田は親指で後方を指し、彼女に促した。
「おまえも入って来い。風邪引くぞ」
「あ。はい……」
彼女は頭を下げ、蒔田と入れ違いで風呂場に入る。自分の住まうマンションなのに、いちいち遠慮してしまう自分が滑稽だった。
(メイク、落としちゃ、まずいかな……)