好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
どうしようか迷ったけど結局、落とすことに決めた。シャワーなんか浴びたらぐっちゃぐちゃになっちゃうし。これがもしドラマだったら化粧ばっちりで恋人と接する場面だ。……恋って、
「ドラマみたくうまくいかないな……」
と独りごちたのだった。
* * *
「蒔田さん。蒔田さん」
リビングに戻ると、後ろ姿の蒔田は、ソファに座ってぼんやりとしている様子。声をかけても返事がなく、寝ているのかと思って前方に回りこむ。膝に手を置いて、顔を覗きこもうとしたところ、
「おいで。紘花」
ふわっ、と両腕に包まれる。男のひとの匂いがする。
蒔田の匂いがする。
その匂いに包まれ、彼女は両思いの幸せを実感した。真冬の凍えた空気。まだ暖房も効いていない冷たい室内においても、彼の身体に包まれれば、身体が熱を帯びる。
「あったかい……」彼女は、幸せを口にした。
「おれも」
「蒔田さん、笑ってる?」笑って彼女は蒔田の顔を覗きこもうとした。
その唇を塞がれる。
不意打ちのキス。
避けきれるどころか、のめり込む自分が居る。
「ドラマみたくうまくいかないな……」
と独りごちたのだった。
* * *
「蒔田さん。蒔田さん」
リビングに戻ると、後ろ姿の蒔田は、ソファに座ってぼんやりとしている様子。声をかけても返事がなく、寝ているのかと思って前方に回りこむ。膝に手を置いて、顔を覗きこもうとしたところ、
「おいで。紘花」
ふわっ、と両腕に包まれる。男のひとの匂いがする。
蒔田の匂いがする。
その匂いに包まれ、彼女は両思いの幸せを実感した。真冬の凍えた空気。まだ暖房も効いていない冷たい室内においても、彼の身体に包まれれば、身体が熱を帯びる。
「あったかい……」彼女は、幸せを口にした。
「おれも」
「蒔田さん、笑ってる?」笑って彼女は蒔田の顔を覗きこもうとした。
その唇を塞がれる。
不意打ちのキス。
避けきれるどころか、のめり込む自分が居る。