好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
「でもねー意外です。脈、あると思ったんですけど」
「さっきは『ありえない』と言ったじゃないの」榎原は根に持っている。
「やー、でもですねー」道林は喋りながらもしっかりハラミを食べている。三枚目。「二人喋ってるの聞くとなんか小学生みたいじゃないですか、初々しいっていうか新鮮っていうかぁー、なんか、榎原さんと喋ってるときだけ蒔田さんの雰囲気柔らかいんですよね」
「……小学生って」いちいち、単語がミスチョイスだ。「子どもっぽいって意味かな」
「最初蒔田さん見たときこわーいひとだと思ったんですよ、でも榎原さんと喋ってるの見て印象変えたっていうか。あ案外笑うひとなんだなって意外に思ったの記憶してます。……蒔田さん、うちら新人にも結構人気あるんですよ。第三事業部の紹介で来たの知ってます?」
「あ、あったね、新人研修のとき全事業部のひとが紹介に来るってやつ。宗方さんと柏谷さんは外部のプレゼンで来れなくて、代わりに蒔田さんが行ったんだって?」
「そしたら超人気で。だってかっこいいじゃないですか蒔田さんて。まーわたしの好みとは違うんですけど。女子たちキャーキャー騒いでました」
「……想像つく……」
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