好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
「月曜に有休取ったじゃないですか。蒔田さん、あんまり休まないから覚えてます」
「まあ、やることがいろいろあってな。式は、地元だ。……結婚式とは、案外いいもんだな。感動した」
小泉かよ。
と内心だけで彼女は突っ込んだ。「意外ですね、蒔田さんがそんなこと言うなんて。結婚式なんて形骸的で無意味な行事だ、なんて言ってのけそうじゃないですか」
「古い友人同士の式だからこそ感動したというのはあるな」
(……友人同士)
つまり、新郎新婦ともに長いつき合いの友人だということだ。
榎原は、自分の置かれた状況に彼のそれを重ねた。
(……知奈と啓太が結婚するって言ったら、あたし平常心でいられるかな……)
知奈とは一度、電話で話した。元気? 変わりない? あうん、なんとなく電話してみただけ、……って会話が全然続かなかった。思い切って電話したのがよくなかったのかもしれない。穏便にメールにしておくとか。でも声の調子とか雰囲気とかどうしても話してみないと分からないことって、あるし。うまく言ってる? と訊くと、うん、と答えた。
うまく行っているのなら、なによりだと思った。
「まあ、やることがいろいろあってな。式は、地元だ。……結婚式とは、案外いいもんだな。感動した」
小泉かよ。
と内心だけで彼女は突っ込んだ。「意外ですね、蒔田さんがそんなこと言うなんて。結婚式なんて形骸的で無意味な行事だ、なんて言ってのけそうじゃないですか」
「古い友人同士の式だからこそ感動したというのはあるな」
(……友人同士)
つまり、新郎新婦ともに長いつき合いの友人だということだ。
榎原は、自分の置かれた状況に彼のそれを重ねた。
(……知奈と啓太が結婚するって言ったら、あたし平常心でいられるかな……)
知奈とは一度、電話で話した。元気? 変わりない? あうん、なんとなく電話してみただけ、……って会話が全然続かなかった。思い切って電話したのがよくなかったのかもしれない。穏便にメールにしておくとか。でも声の調子とか雰囲気とかどうしても話してみないと分からないことって、あるし。うまく言ってる? と訊くと、うん、と答えた。
うまく行っているのなら、なによりだと思った。