好きバレ! 俺様上司の溺愛が止まりません!
自炊を毎日続けるのはちょっとかったるい。なにごとも続けることがもっとも難しいのだ。外食をひとりでする気にもなれない。メールしてすぐ空いてるって返ってくるようなそんな間柄の友達は……失ったのだった。
いつか蒔田が電話をしているのを見かけた、オフィス街の小道でだった。
またも彼の長身を目撃したのは。
「あ。蒔田さ……」
声をかけようとしたが思いとどまった。
彼は、赤子を両手に抱いている。遠目に見た限り一歳以下。まさに赤ん坊だ。蒔田はいままでに見たことのない、優しい表情をしている。
隣の女性が穏やかに二人を見守っている。……誰だろう。大人しい感じの、榎原と同じか蒔田くらいの年齢の女性だ。顎らへんで切り揃えたボブカットがよく似合っている。
一見すると『家族』そのものだ。――いや。
(家族なのかもしれない……?)
赤ちゃんの顔は見えない、でも肌が白くて……
『だから肌白いんすかね』蒔田は、後輩の道林もああ言うくらいの、美白っぷりだ。
いつか蒔田が電話をしているのを見かけた、オフィス街の小道でだった。
またも彼の長身を目撃したのは。
「あ。蒔田さ……」
声をかけようとしたが思いとどまった。
彼は、赤子を両手に抱いている。遠目に見た限り一歳以下。まさに赤ん坊だ。蒔田はいままでに見たことのない、優しい表情をしている。
隣の女性が穏やかに二人を見守っている。……誰だろう。大人しい感じの、榎原と同じか蒔田くらいの年齢の女性だ。顎らへんで切り揃えたボブカットがよく似合っている。
一見すると『家族』そのものだ。――いや。
(家族なのかもしれない……?)
赤ちゃんの顔は見えない、でも肌が白くて……
『だから肌白いんすかね』蒔田は、後輩の道林もああ言うくらいの、美白っぷりだ。