ポストのお兄さん
山都は私を抱きしめた。
「・・・・見せない。他の奴には・・・・」
何でッッ・・・そんな・・・私のために・・・
「ていうかまじ焦った・・・携帯でねぇんだもん・・・」
私は山都にしがみつく。
「ごめんっ・・・私が悪いの・・・・」
私は涙で顔がぐちゃぐちゃ・・・
「とりあえず下着でも洋服でもいいから着ろ・・・逃げるから」
「うん・・・」
「それは無理よ!」
そこに詩雨さんが割入って会話に混じる。
「・・・どういうことだ・・・」
「私が身に付けていたものすべて焼却炉に入れたから!」
「えええええええ!!!!!」
「逃げられたら困るじゃない・・・」
山都はテーブルに置いてあった酒を飲んだ。
「絞める・・・・・・・・」