完璧すぎる淑女は「可愛げがない」という理由で婚約破棄されました。 ~元聖女ですが、古代魔術まで極めてみました~
「ア、アルベルト、!?お前、生きていたのか!!!」
「ははっ、どーも。俺のことを捨てたっきりだったか、クソ親父」
私の隣に立ちながら、口悪く言い放つアルベルト。突然のことにエメラルダが驚いていると、アルベルトは笑う。
「俺は、あのクソ親父と愛人の間にできた子どもだよ。バレると面倒だからって、辺境拍をしていた遠い親戚に俺のことを押し付けたわけだ。ほら、エメラルダの元婚約者に名前似てんだろ」
「な、なんでそれを、」
「あ?それぐらいのことなら調べられるわ。どれだけ自分の血で古代魔術の研究したと思ってんだ」
口悪く煽り散らかすアルベルト。エメラルダは止めるどころか、心底楽しそうに笑う。
「そうだったのね。驚いちゃった。もう一言言っておく?」
「いや、もういいわ。言いたいこと言えて満足した」
エメラルダはアルベルトに確認を取ってから、大臣たちに向き直った。
「我々が救いの手を差し伸べるのは、今回きりです。今後、救済する気は一切ありません」
「今回だけでも救いがあっただけ、マシだと思え。エメラルダの寛大さに感謝しろよ」
2人はそれだけ言うと、さっさと帰ろうとする。長居する気はない。用事は全て終わったし、大満足だ。
「エメラルダ……!どうか、私の元へ戻ってきてほしい!今なら分かる!お前こそが、この国に必要な女性なのだと!!」
足がもつれながら、アルフォンスはエメラルダに縋りつく。しかし、途中で足が動かなくなった。
「ははっ、どーも。俺のことを捨てたっきりだったか、クソ親父」
私の隣に立ちながら、口悪く言い放つアルベルト。突然のことにエメラルダが驚いていると、アルベルトは笑う。
「俺は、あのクソ親父と愛人の間にできた子どもだよ。バレると面倒だからって、辺境拍をしていた遠い親戚に俺のことを押し付けたわけだ。ほら、エメラルダの元婚約者に名前似てんだろ」
「な、なんでそれを、」
「あ?それぐらいのことなら調べられるわ。どれだけ自分の血で古代魔術の研究したと思ってんだ」
口悪く煽り散らかすアルベルト。エメラルダは止めるどころか、心底楽しそうに笑う。
「そうだったのね。驚いちゃった。もう一言言っておく?」
「いや、もういいわ。言いたいこと言えて満足した」
エメラルダはアルベルトに確認を取ってから、大臣たちに向き直った。
「我々が救いの手を差し伸べるのは、今回きりです。今後、救済する気は一切ありません」
「今回だけでも救いがあっただけ、マシだと思え。エメラルダの寛大さに感謝しろよ」
2人はそれだけ言うと、さっさと帰ろうとする。長居する気はない。用事は全て終わったし、大満足だ。
「エメラルダ……!どうか、私の元へ戻ってきてほしい!今なら分かる!お前こそが、この国に必要な女性なのだと!!」
足がもつれながら、アルフォンスはエメラルダに縋りつく。しかし、途中で足が動かなくなった。