男子嫌いな私は逆ハー絶対的対象でした!?
中々開かなそうな門を目の前にして、とりあえず固まる。

これ、どうやって開けるの?

そういえば…

お母さんに貰ったメモ帳を開く。

【着いたら、インターフォンを押してね♡】

はぁ。

リンローン♬.*゚

…わ、綺麗な音…!


『あらっ!美星ちゃんっ!待ってたわ。そこに案内役の生徒がいるから、その子に理事長室まで案内してもらってっ?』

…あ!陽真くんのお母さん!
「陽真くんのお姉さん、お久しぶりです!」

陽真くんのお母さんは美人なんだよなぁ…っ!

「あのっ、この門、私に開けられそうになくって…」

『あ、ごめんね?この門全自動なの忘れてた!』

お姉さん、天然なのかな…?

―ギイイイイ…

重そうな音を立てて、大きい門が開く。

「こんにちは。」

…門の隣からすっ…と出てきた男の子に目を見張る。

い、イケメン……でも、ここの学校に居るってことは、大金持ちなんだろうな。

「こんに、ちは。」

私を見ると、黒髪で際立っている真っ黄色の綺麗な瞳が際立っている。

綺麗だし、クールだ。

「Don't by shy.」

英語…英語からしきりの私にはよく分からない。

私が頭にはてなを掲げていると、男の子が口を開いた。

「恥ずかしがらないでいいよ。リラックスして。俺、月光 和月(つきみつ かづき)。高三。和月って呼んで。」

「和月、さん。」

「ん。偉い偉い。」

そう言って、和月さんは私の頭を撫でた。
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