私の愛すべき人~その別れに、愛を添えて~
「凛、居酒屋が好きなんだね。意外だったな。もっとこう、ワインとか、お洒落なバーとかが好みかと思ってた」
「ワインも好きだけど、居酒屋の気取らない感じが好きなんだ」
枝豆をむきながら口を尖らせる。むき出しになった豆を、そのまま口に放り込むと、涼介は小さく吹き出した。
「豪快だね。でも、そういう飾らないところも、凛らしくていい」
「それ、褒めてる?」
目を細め正面に座る涼介をじっと見据える。褒められているのか、からかわれているのか、もう分からなくなってくる。だけど、彼の言葉が嫌じゃない自分がいることに気づく。
「もちろん、褒めてるよ」
クスりと笑ってグラスを傾ける。こんな居酒屋でも様になるのはきっと涼介くらいだろう。
何をしていてもいちいちかっこよくて、何度も胸がときめく。そんな彼を日に日に好きになっているのが、自分でもよくわかった。
優しくて大人で、時に意地悪で、まだ付き合って一ケ月もたたないのに、私はすでに彼に夢中だ。
それから串盛り合わせや唐揚げを頼み、他愛ない話に花を咲かせた。涼介は相変わらず、私の些細なリアクションを面白がっては、時折、柔らかな笑みを浮かべた。
「凛って、本当に色々な表情を見せてくれるよな。見ていて飽きないよ」
唐揚げを頬張っていた私は、彼の言葉に思わずむせた。
「え、な、なに? 急に褒めないでよ」
「ワインも好きだけど、居酒屋の気取らない感じが好きなんだ」
枝豆をむきながら口を尖らせる。むき出しになった豆を、そのまま口に放り込むと、涼介は小さく吹き出した。
「豪快だね。でも、そういう飾らないところも、凛らしくていい」
「それ、褒めてる?」
目を細め正面に座る涼介をじっと見据える。褒められているのか、からかわれているのか、もう分からなくなってくる。だけど、彼の言葉が嫌じゃない自分がいることに気づく。
「もちろん、褒めてるよ」
クスりと笑ってグラスを傾ける。こんな居酒屋でも様になるのはきっと涼介くらいだろう。
何をしていてもいちいちかっこよくて、何度も胸がときめく。そんな彼を日に日に好きになっているのが、自分でもよくわかった。
優しくて大人で、時に意地悪で、まだ付き合って一ケ月もたたないのに、私はすでに彼に夢中だ。
それから串盛り合わせや唐揚げを頼み、他愛ない話に花を咲かせた。涼介は相変わらず、私の些細なリアクションを面白がっては、時折、柔らかな笑みを浮かべた。
「凛って、本当に色々な表情を見せてくれるよな。見ていて飽きないよ」
唐揚げを頬張っていた私は、彼の言葉に思わずむせた。
「え、な、なに? 急に褒めないでよ」