君のとなりで、恋をする
そのすぐあと。

美月先輩は自然に、結城先輩の隣に並んでいた。

練習後とは思えない落ち着いた笑顔の結城先輩と、楽しそうに話す美月先輩。

息が合っていて、周りの空気まで柔らかくなる。


「美月先輩と結城先輩って幼なじみなんだって。お似合いだよね」


萌の何気ない言葉が、胸の中で反響する。

尊敬する先輩。

頼もしいエース。

二人が並ぶ姿に「素敵だ」と思う気持ちと、胸の奥がざわつく感覚が、一緒になって押し寄せる。


(……どうして、こんなに気になるんだろう)


答えの出ないざわめきを抱えたまま、私はタオルを抱えて視線を落とした。


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