君のとなりで、恋をする
数日前の入学説明会、同じ校門で私は段差につまずいた。

前のめりになった肩を、誰かの手が支える。


「大丈夫?」


逆光の中の笑顔。

目だけがやさしい色で私を捉える。

胸がきゅっと跳ね、


「……はい」


としか言えなかった。

名前も知らないまま、それでも夜になると何度も思い出した。






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